法人化を志向している又は事業や規模の拡大を検討している農業経営体を主な対象として、法人化促進の契機とすることを目的として開催しました。
　中小企業診断士である堀田誉氏を講師に招き、オンライン配信でも、途中、受講者の意見を聞くアンケートを交え、双方向のやり取りをしながら、「法人と個人　組織の違いがもたらす農業経営へのインパクト」というテーマで講義を行いました。『法人化には「お金」、「人」、「印象」といった面でメリットとデメリットがそれぞれあり、そのデメリットを負担と見るか投資と見るかがカギ。法人化した経営体の声を聴くと「信用度の向上」や「補助金や融資における優位」を良かった点として挙げる一方で、「農作業以外の業務増加」や「資金調達」を大変な点として挙げている。インボイス制度は消費税の取り扱いに関するもので、取引先が個人か法人かどうかで判断が分かれる。』と大変分かりやすくご説明いただきました。
　また、農村計画課から農福連携について、農業経営課からは経営改善事業について情報提供を行いました。
受講生からは、「法人化についてメリットデメリットの概要を把握することができた。インボイス制度についても併せて教えてくださり大変勉強になった。」「アンケートを用いながらの講座は初めてだった。とても良いと思った。」と感想がありました。

開催日	令和5年11月29日（水）　19時～21時
会場	オンライン配信
参加人数	講師：中小企業診断士　堀田　誉　氏（株式会社Co-Lab共同代表） 　　　　　　　　　受講者数　計26名