講座レポート:茨城県鳥獣被害対策講座「行政課題解決編」
2024/9/18
かすみがうら市にある霞ヶ浦環境科学センターにおいて各市町村の鳥獣被害対策担当者16名が現場で抱えている課題をテーマにワークショップに取り組みました。受講者同士で情報交換をしながら問題点を洗い出し、解決案を議論した後、検討した内容を発表し、講師より講評をいただきました。
ポイントとして①鳥獣被害対策は行政や狩猟者だけでなく住民の協力が不可欠であること、②行政の押し付けではなく住民が自発的に対策を講じたいと思えるような啓発活動が必要であることを学びました。
地域の回覧板や広報で正しい鳥獣被害対策をPRするほか、地域の集まりの際に当地域で撮影された鳥獣被害の動画を流すなどの取り組みが必要であり、鳥獣被害は身近なところで起きていることを意識するきっかけ作りが大切であるとのことでした。
受講者のアンケートでは「どの自治体でも鳥獣被害に対する住民の意識、実施隊(猟友会)の高齢化について共通の課題を持っていることがわかった」、「行政職員向けだったので、実務ベースで考えることができ、参考になった」などの感想がありました。
講座名 |
第2回 鳥獣被害対策講座【行政課題解決編】 |
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開催日 | 令和6年7月31日(水)13:00~16:00 |
会場 | 茨城県霞ケ浦環境科学センター 会議室 |
参加人数 | 16名 |
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第2回 鳥獣被害対策講座【行政課題解決編】