講座レポート:品目別先進農業技術講座「リンゴ現地検討」
2024/9/19
現地検討会の様子1
現地検討会の様子2
山間地帯特産指導所において、県内のリンゴ生産者及び関係機関等が参加し、リンゴ現地検討会を開催しました。
近年、リンゴ栽培において夏季高温による果実の着色不良、果肉の軟化などが発生しており、高温下でも果実品質の優れた品種が求められています。そこで、当所の栽培試験で得られた結果から、夏季高温でも果皮着色に優れるリンゴ品種「シナノホッペ」を選定し、安定した収量性、着色や食味に優れる点などの特性を紹介しました。また、青森、長野、富山の各県で実施された夏季高温対策として、果実被覆資材や遮光ネットを使用した試験内容を紹介しました。ほ場見学では「シナノホッペ」の生育状況、夏季高温対策として日焼けを防ぐための果実被覆資材の効果を確認しました。
参加者からは「シナノホッペを栽培してみたい」、「果実被覆資材を試してみたい」という声も聞かれ、研究成果を生産者に知っていただくよい機会となりました。
講座名 |
第3回 品目別先進農業技術講座【りんご】 |
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開催日 | 令和6年9月5日(木) 13:30〜15:00 |
会場 | 山間地帯特産指導所 |
参加人数 | 29名 |
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第3回 品目別先進農業技術講座【りんご】