講座レポート：豚人工授精実習会

2022/12/12

　豚の人工授精の普及率は年々高まっており、繁殖、改良および衛生面から本技術の習得は重要と考えられますが、その技術を学ぶ場は少ないことから、養豚経営における人工授精の活用促進と技術の向上を図るため「豚人工授精実習会」を開催しました。
　午前中は、養豚研究所の研究員による豚の繁殖や種付けについての講義を行い、午後は精液の保存方法や人工授精の方法について実習を行いました。
　参加者からは、「学校では学べなかったことが学べて大変参考になった」、「模型を使った実習も受けてみたい」、「他のテーマでの実習会も開催してほしい」などの感想がありました。
　今年度は、講義だけではなく、実際の現場に即した実習を行ったことにより、参加した受講生の理解が深まり、受講生同士でも積極的な意見交換が行われ、有意義な実習会となりました。