講座レポート:茨城県鳥獣被害対策講座「鳥獣害対策の基本編」

2024/9/18

茨城県庁において農業者、行政職員等44名が、県内で農作物に被害を及ぼすイノシシ、シカ、鳥類、中型獣、小型獣の特徴や生態に関する基礎的な知識をはじめ、鳥獣被害対策で重要な「被害防除」、「環境整備」、「捕獲」の3つの柱をふまえた、各鳥獣への実践的な対策技術を学びました。
野生鳥獣は「常に餌が豊富にあり、安心して住むことのできる場所」を求めているため、①被害防除(圃場を防護柵で囲い、定期的にメンテナンスを行う)、②環境整備(収穫しないまま放置している果樹を伐採する、収穫残渣を畑に放置しない、柵回りの草刈り)、③捕獲を複合的に行うことで、鳥獣が人里に来る理由をなくすことが重要であるとのことでした。
受講者のアンケートには「実際に被害を見たことがなかったのでとても勉強になった」、「小さな痕跡からどの獣種による被害なのかを見極め、早いうちに対策ができるように取り組んでいきたい」、「それぞれの鳥獣の生態を知ることで、どのようなタイミングでどのように対策をすればよいか、イメージがつかめた」などの感想がありました。

講座名
第1回 鳥獣被害対策講座【基本編】
開催日 令和6年7月25日(木)9:30〜16:30
会場 茨城県庁9階共用会議室901、オンライン(Webex)
参加人数 44名

講座についてはこちらをご覧ください

第1回 鳥獣被害対策講座【基本編】

人気の講座

Facebookページ

Facebookページ
茨城県農業経営マイスター
茨城就農コンシェル 茨城県農業参入等支援センター 農業いばらき 茨城県農業総合センター