講座レポート:第1回茨城県GAPセミナー
2025/9/29

講座の様子
NPO法人農業支援センターの川野輪氏より、GAPの概要と目的をはじめ、実践方法について詳しくお話しいただきました。
講義では安全な食品を継続的に提供するための仕組みであるGAPは、輸出先の多様化やSDGsへの貢献、大阪・関西万博での調達要件などを背景に重要性が高まっており、JGAPなどの認証取得には、準備から取得まで半年〜1年程度を要すること、実践においては、生産工程の見える化や整理整頓によるリスク低減、異物混入防止などの食品安全対策、事故の分析による労働安全対策、農薬使用記録を含むトレーサビリティの確保が求められることを学びました。
また、講義後半では農業技術課担当者が、茨城県におけるGAPに推進方針として、令和7年度より11年度までの5年間国際水準GAPの推進に取り組み、国際水準GAP実施生産者を約50%増加させること、ASIAGAP終了への対応、今後の支援体制について説明しました。
講座名 |
第1回茨城県GAPセミナー |
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開催日 | 令和7年8月5日(火) 13:30~15:30 |
会場 |
農業総合センター2階大研修室 (Webex meetingsでも実施) |
参加人数 | 39名(会場:8名、WEB:31名) |
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第1回茨城県GAPセミナー