講座レポート:野生鳥獣による農作物被害対策担当者研修「中級編第1回:侵入防止対策編」
2020/10/19
10月2日(金)に,野生鳥獣による農作物被害対策担当者研修「中級編第1回:侵入防止対策編」を開催いたしました。講師には,新潟県を中心に鳥獣被害対策に取組む(株)うぃるこより,今村舟氏をお招きしました。
実習の部では「電気柵の設置」をテーマに,各班に分かれて実際に電気柵を設置する実習を行いました。座学の部では「防護柵による被害防除のポイント」と題し,イノシシの生態を踏まえた,侵入防止柵設置のポイントについて学びました。
研修全体を通し,電気柵設置の基本的な知識から,実際の対策現場で活用できる技術までを学ぶことができる研修となりました。
開催日 | 令和2年10月2日(木)10:00~16:00 |
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会場 | 農業総合センター 2階 大研修室 |
参加人数 | 14名 |
講師コメント
電気柵は最も効果的な被害防除の方法。獣種の生態に合わせて正しく設置すれば,必ず被害を減らすことが出来る。電気柵は仕組みをよく理解した上で導入し,設置後は電気柵が機能しているか確認し,適切に維持管理していく必要がある。
受講者の声
・研修に参加していなかったら分からない点があったので参考になった。
・実際に自分で電気柵を張ってみると、侵入を防止できる張り方が出来ていないところもあった。電気柵を設置して終わりではなく,しっかり張れているのかを確認し,設置方法のミスを減らしていきたい。